2009年4月12日日曜日

AVID BB5 ディスクブレーキ パッド交換

愛車のトレック(TREK)6000のフロントブレーキが利かないのでパッド交換を実施しました。

トレック6000のキャリパーは、AVID(アビッド)BB5という機械式(ワイヤー式)です。
最近は油圧式がはやりですが、機械式は値段も安いしメンテナンスも簡単ですので、パッド交換も自分で簡単にできます。

ビアンキとかその他の自転車でも機械式のディスクブレーキには多く採用されているモデルです。

今回使用したパッドは、
serfas/サーファス MTB DBPA-2

serfas/サーファス MTB DBPA-2


ヤフーで940円でした。
パッドを購入する>>

今回は前輪です。
まずは、前輪を外してしまいましょう。
するとキャリパーが丸出し状態で作業性が向上します。


次に、キャリパーの車輪側の赤い丸いつまみを、反時計回りに回します。
これは、内側のパッドを広げて、新旧パッドの交換を容易にするためです。


次に、キャリパーの上側のクリップをプライヤーで引っ張りぬきます。


完全に外してOKです。


キャリパーから角のように出っ張った部分を指で押してやると、
パッドがディスクが入っていた部分から出てきます。
向きが悪いとキャリパー内で引っかかって出てきませんので、
指で向きを左右に動かしながら押してやると出てきます。

2枚とも抜いてください。


これが外したブレーキパッド。
右側のパッドの右上の部分が(少し濃い色になっている)が斜めに片べりしていました。
つまり、ディスクとの接地面積が30%位減っていたことになります。
だからフロントブレーキの効きが悪かったのでしょう。


新しいパッドを、1枚づつ挿入します。
もちろん向きは、パッド部分が向かい合うようにしてください。
挿入したら位置を合わせて、キャリパー内にはめ込んでください。



キャリパーを上から見た写真。
ちゃんと奥までパッドが入っていれば、このように角が2つでてきます。


角の間に、クリップを挿入します。


しっかりと奥まで挿入していくと、「カチン」とはまります。
はまらない場合は、パッドがずれていないか確認してください。


タイヤを装着してください。
次に、写真の赤いダイアルを時計回りに回して内側のパッドの位置調整をします。

調整方法は、まずは時計回りに絞めていき、パッドがデスクに軽く当たったところから180度位、反時計回りに戻してください。


ディスクと内側のパッドの隙間が0.5mmぐらいになっていればOKです。
(この部分は、使用に伴いパッドが減ってくると間隔が広がってくるので、
時々ダイヤルを回して隙間を適正にしてください。
これを怠ると、今回のようにパッドの片べりが起こります。)



キャリパーのレバーを戻しながらワイヤーの位置調整をしてください。
ハンドル側やキャリパー側のワイヤー際のネジを回すことでもワイヤーの張りの微調整ができますので、ブレーキを握って遊びの量の調整をしてください。

※いきなり走りださないで、最初はゆっくり安全なところでしっかりブレーキが利くことを確認してからスタートしてくださいね。(念のため)

後ろも同様です。


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